ChromebookのOSは、Google によって開発された Chrome OS というオペレーティングシステムです。
Chrome OS は Linux カーネルをベースにしており、Google Chrome ウェブブラウザーを中心とした軽量で高速な操作環境を提供しています。
Chrome OS が Linux カーネルをベースに構築されているため、一部のバージョンでは、Linux (Beta) と呼ばれる機能を有効にすることで、Linux アプリケーションを実行できるようになります。
(macOS は、Darwin と呼ばれるオープンソースのUnix系カーネルをベースにしています。)
ChromebookにVisual Studio Codeをインストールする場合は、Linux環境にVisual Studio Codeをインストールすることになります。
Linux を有効にする
設定メニューから「Linux 」を有効にします。
※OSのバージョンやChromebookのメーカーによって、表示などに差異があります。
Linux 環境のセットアップ
設定メニューから「ターミナル」を開いて、 Linux のパッケージをアップデートします。
sudo apt update
sudo apt upgrade
CPUアーキテクチャを確認する
CPUアーキテクチャによって Visual Studio Code が異なるため、アーキテクチャを確認します。
arch
CPUアーキテクチャー ※一例 | VSCodeの対応バージョン |
---|---|
amd64, x86_64 | x64 |
rmv6l, armv7l | ARM32 |
aarch64 | ARM64 |
Visual Studio Code をダウンロードする
CPUアーキテクチャに応じたバージョンをダウンロードします。
サイトからダウンロードする場合
Download Visual Studio Code から ダウンロードします。
コマンドでダウンロードする場合(x64)
wget https://update.code.visualstudio.com/latest/linux-deb-x64/stable -O vscode.deb
コマンドでダウンロードする場合(arm32)
wget https://update.code.visualstudio.com/latest/linux-deb-armhf/stable-O vscode.deb
コマンドでダウンロードする場合(arm64)
wget https://update.code.visualstudio.com/latest/linux-deb-arm64/stable -O vscode.deb
Visual Studio Code をインストールする
サイトからダウンロードした場合
ダウンロードしたファイルを実行します。
コマンドでダウンロードした場合
sudo dpkg -i vscode.deb
※依存関係のエラーが発生する場合があります。その場合は、エラーメッセージに従って、不足しているパッケージをインストールしてください。
Visual Studio Code を起動する
ターミナルから起動します。
code
コメント