ヨーグルト種菌ダヒインドラッシー

インドヨーグルトダヒを種菌としたヨーグルトを紹介します。

ダヒとは？

タヒは、インド発祥の伝統的なヨーグルトの一種で、酸味が控えめであっさりとした味が特徴です。通常、牛乳を発酵させて作りますが、他の動物の乳や植物性ミルクを使用することもできます。

インドのミルクはスイギュウ（水牛）主体で濃く、ヨーグルトがしっかり固まるので、日本のヨーグルトのように粘りが出る乳酸菌を使ったりはしないそうです。

低脂肪牛乳でヨーグルトを作ると、固まりづらく飲むヨーグルトのようなヨーグルトができます。乳脂肪分が高い水牛の牛乳ならば、どのようなヨーグルトができるのか気軽に試すことが出来ないのが残念です。

ダヒを作るにはダヒヨーグルトの種菌を使用します。

1Lの牛乳パックに種菌を1包入れよく混ぜ、ヨーグルトメーカーに牛乳パックのまま設定します。

40℃で発酵させ7時間後にヨーグルトができあがります。

出来たばかりのヨーグルトを牛乳パックから見ると、しっかりと固まってるのがわかります。見た目は「牧場の朝」ヨーグルトのようですが、牛乳パックを触った感じは他のヨーグルトと同様に柔らかいです。

数時間冷やしたヨーグルトは、酸味が少なくあっさりとした味わいです。そして、やや固めな印象です。

インドではラッシーの原料として使用されていることからも、さまざまな料理のアクセントに加えてくれる印象です。

ダヒドレッシング
ダヒをオリーブオイル、塩、こしょう、おろしにんにくと混ぜて、サラダのドレッシングにします。新しい風味でサラダが格別に美味しくなります。
ダヒラッシー
ダヒ、水と塩を混ぜて作るタヒラッシーは、辛い料理との相性が抜群です。また、爽やかなドリンクは夏にぴったりです。
ダヒマリネチキン
ダヒ、ヨーグルト、スパイスとともにチキンをマリネし、オーブンで焼きます。ジューシーでスパイシーな味わいのチキンが完成します。

1Lの牛乳パックから100mlを抜き出し、ダヒの100gを種菌として牛乳パックに入れよく混ぜます。

ヨーグルトメーカーに設定し出来上がったヨーグルトは、初回よりもやや柔らかな印象ですがしっかりと固まっています。

控えめな酸味であっさりとした味わいは初回と変わらないヨーグルトになります。

今回はダヒでヨーグルトを作りました。

ヨーグルトの種菌はいろいろあるようなので、数ヶ月後に別の種菌を使用してヨーグルトを作成したいと思います。